特例1号は京大病院 山内氏寄附の新病棟 京大病院(2008.04.01)

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京都市景観審査会(会長=川崎清・京都大学名誉教授)は3月7日、京都大学医学部附属病院の新病棟の建設計画を承認した。大学からの特例申請を認めた形。昨年9月に施行された、市中心部の高さを規制する新景観政策で初の特例となる。

今回対象となった新病棟(積貞棟、病床数約300、病院東構内)は地上8階・地下1階で高さ31メートル。建設地域で高さ20メートルまでと制限されるなか、公益性や景観配慮努力が認められ許可された。鴨川から大文字山を望んでも妨げにならない、などの工夫が施されている。

新病棟は山内溥・任天堂相談役からの寄附金約70億円を建設費に充てるもので、大学は06年2月に計画を発表。その後、当初予定の「07年2月着工」を「08年1月着工」と修正したが、新景観政策などのためさらに遅れていた。また、新病棟と同高度の2棟を追加建設する構想もある。

北徹・京大副学長(病院・施設担当理事)は3月7日、文書で「景観審査会における審議結果を含め、特別許可申請を行っている京都市から具体のご指導やご指示をいただいた上で、新病棟(積貞棟)の整備に向け、今後、適切に対応してまいりたい」などとコメント。

病院体制の強化が喜ばれるいっぽう、公共性を理由に景観政策が骨抜きになる可能性を危惧する声もある。特例の根拠となった「景観誘導型許可制度」については、審査前日の6日に京都弁護士会(会長=中村利雄)から、廃止を含めた再検討を求める意見書が市長・市議会へ送付されるなどしている。

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