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モノで受け継ぐ心、大切に リサイクル市、雨天でも盛況

2008.04.01

3月31日、吉田南構内で、リサイクル市が開催された。1986年に全国の他大学に先駆けて始まり、今年で22回目を迎える。2月〜3月に卒業生から提供された冷蔵庫、洗濯機、タンスなどの物品を、新入生を中心とした来場者らに譲ることで「ものを大切にする気持ち」を伝えることを目的としている。

今年は、総物品約950点、来場者約例600人を集め、盛況を博した。物品獲得のための抽選3回のうち、第1回目の抽選を新入生のみに限定する、という今年からの新入生優遇制度も概ね好評だった。

例年吉田南プロムナードで開催されているが、当日の降水確率などから判断し、5年ぶりとなる室内展示に踏み切った。風雨のない場所で欲しい物品を探せるというのは来場者らにとっても好ましかったようで、スタッフからは「思い切って室内開催にしてよかった」という声もきかれた。

《本紙に写真掲載》