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農学研究科准教授に停職2カ月 学生にハラスメント行為

2017.05.16

京都大学は4月25日、元学生や学生に対するアカデミックハラスメントやセクシャルハラスメントがあったとして、農学研究科准教授に停職2カ月の懲戒処分を下した。研究上の指導の範囲を超えた叱責や執拗なセクハラがあったという。京大のハラスメントの防止等に関する規則と教職員就業規則に定められた禁止行為にあたると教育研究評議会で認定され処分に至った。

京都大学は再発防止に向けて、時期・回数は未定としながらも、教職員に対し、人権やハラスメント防止に関する研修を行うとともに、ハラスメント防止に関する冊子を配布することを検討している。