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「大学院共通教育」検討へ 副学長と委員会を新たに設置

2016.12.01

京都大学における「大学院共通教育」の導入をめぐり、大学当局が検討の動きを見せている。10月1日付で副学長に「共通教育担当」が新設されて村中孝史・国際高等教育院長が着任したほか、11月8日には「京都大学大学院共通・横断教育実施体制検討委員会」が発足した。
 
当委員会は部局長会議の下に置かれ、大学院共通教育および補助金措置期間終了後の博士課程教育リーディングプログラムの実施体制について審議する。共通教育担当の副学長が副議長を務め、大学院共通教育の実施体制に関する原案の作成を担う。議長には教育担当理事が充てられる。
 
大学院共通教育の概要や方針、およびリーディングプログラムの実施体制に関してはまだ検討段階にあるといい、当局は詳細を明かしていない。