刑事告訴に有志が説明 当局、質問状を受理せず(2016.4.1) 

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2月29日、3月1日に相次いで京大生1名を含む6名が逮捕され、京大当局が刑事告訴したとみられる件に関して、学生有志団体「『京都大学による刑事告訴』について考える会」(以下、「考える会」)が3月16日、大学当局へ声明文と公開質問状を持参した。声明文は受理されたが、公開質問状は受け取られなかった。

「考える会」は、学生らの逮捕に疑問を抱き、また京大による刑事告訴の有無や学内における刑事告訴の検討過程などを明らかにしたいと考えている京大生によって構成される。「考える会」では昨年10月27日にあった吉田南一号館封鎖の学内ストライキについての評価を問わず、「京大による刑事告訴」に疑問を覚える学内外の人々の声を大学当局に届けることを目的としている。主にTwitterや公式サイト「京大が刑事告訴ってどうなの」を通して意見を集約して声明文や公開質問状を作成したほか、刑事告訴への意見を公式サイト上で募り、掲載するなどの活動を行っている。

「考える会」は3月16日に教育推進・学生支援部厚生課課外活動掛へ山極総長・川添理事宛の声明文を持参。担当者は受け取りを一時は渋ったが、学生からの要求ということで結局受理したという。また同日には本部棟へ山極総長・総務部長宛の公開質問状を持参したが、施設管理者を名乗る人物に対応され、「この件に関しては質問状を受け取らない」などとして、受け取りを拒否されたという。声明文では①京大が刑事告訴をしたのであれば、即刻取り下げること②逮捕された学生らが起訴されないよう、各所に働きかけること③裁判ではなく、学生との話し合いの形で問題を解決すること、が要求されている。また公開質問状では①京大による刑事告訴の有無を明らかにすること②刑事告訴をしたのであれば、その検討過程を明らかにすること、が要求されている。

「考える会」メンバーの一人は本紙の取材に対して「そもそも京大当局が刑事告訴を本当にしたのかどうかもあやふやな現状で、何が起きているのか分からないことへの気持ち悪さがあった。それを何とか変えていきたいと考え、会を発足しようと決めた」と答えた。京大生ら6名は3月18日に処分保留で釈放され、在宅で事情聴取を受けることになったが、「考える会」は活動を続けていく予定。

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