総博特別展 「人間らしく、戦争を生き抜く」(2015.12.01)

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紛争地に平和をもたらす

京都大学総合博物館で11月25日より、特別展「人間らしく、戦争を生き抜く」が開催されている。赤十字国際委員会(ICRC)との共催で、戦後70周年を記念したもの。この展示では、捕虜に着目して、第一次世界大戦と第二次世界大戦下で撮影した写真を中心に、様々な側面から彼らの実態を知ることができる。捕虜の扱いはジュネーブ条約に定められた基準に従うことが義務づけられており、ICRCは紛争地に訪れ、そうした基準が満たされているかを検査し、適切な扱いを勧告している。

「捕虜の日常」というパネルでは、「居住地」、「食料」、「衛生と医療」、「家族との手紙や小包のやり取り」などのテーマごとに分かれた写真から捕虜の生活がうかがえる。第二次世界大戦後に条約が改正され、一般市民も保護の対象になったので、兵士だけでなく、一般市民の写真も展示されている。

展示の最後には、現代の紛争地の一つ、コンゴ民主共和国をテーマにした漫画があり、今もICRCの活動が続いていることがわかる。ICRC駐日事務所・広報担当官の本間仁美氏は「ICRCは戦争がある限りなくならない組織。今も、活動は続いており紛争地で様々な問題が起こっているという事実を知ってもらいたい」と話している。展示は来年1月10日まで。12月10日、17日には講演会も開催される(申し込み締め切りは12月8日)。詳しくは京都大学総合博物館まで。(千)

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