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七大戦終了 京大は4位

2015.10.01

昨年12月から開催されていた第54回全国七大学総合体育大会(七大戦)が9月26日に閉会した。参加校は各競技の順位に応じて加算されるポイントを競いあい、今年は231点を獲得した東北大学が3連覇を果たした。京大は5種目で首位を勝ち取ったものの総合得点では東北大、大阪大、東京大に次いで4位になった。

京大は男子競泳で2連覇したほか、女子バスケットボール、女子剣道、男子陸上、ゴルフの5種目で1位に輝いた。総合で196点を獲得。序盤の冬季スポーツで遅れをとりその他多くの競技でも3位や4位に留まった。

東北大が主催した今大会について京大体育会総務部は「 (昨年度は)主管校にもかかわらず3位という不甲斐ない結果に終わってしまった。(今大会では)前回東北大に主管校破りをされたので主管校破り返しをしようという意気込みだった。だが東北大の3連覇を許してしまった」と総括した。

来年の第55回大会は東京大が主催する。「東京大学とは双青戦という定期戦も行っており、世間的にも東大京大はライバルの大学として扱われている。来年こそは1位になりたいと思う」と来年に向け闘志を燃やした。

他大学との親睦をはかり学生による自主運営を理念に掲げた七大戦は1962年に始まった。同大会には北海道大、九州大、大阪大、京大、東北大、東京大、名古屋大の7校が参加しており、各大学が1年ごとに主管校を務め、競技会場や閉会式場を提供する。七大戦は12月から翌年2月までアイスホッケー、スキー、航空の3種目が実施され、6月から始まる馬術などの競技が夏季休業を通して3カ月間行われる。

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