赤﨑氏に名誉博士贈呈 半導体研究等の功績を称えて(2015.06.16)

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5月15日、百周年時計台記念館迎賓室にて名誉博士贈呈式が開かれた。称号を授与されたのは本学理学部化学科卒業生の赤﨑勇氏である。昨年のノーベル物理学賞受賞の理由となった、窒化ガリウムを用いた単結晶の高品質化と電気伝導性制御による青色LEDの実現など、赤﨑氏は窒化物半導体の基礎研究を数多く成し遂げている。これらの成果が今回の称号授与につながったという。また、氏が名古屋大学特別教授・名誉教授、名城大学終身教授として窒化物半導体の研究拠点を築いたこと、京都大学の教員と共に半導体に関する研究成果を挙げたことも授与の理由に含まれたという。

贈呈式後の会見にて、赤﨑氏は授与にあたり「旧制学校時代から憧れていた京都大学の名誉博士の称号を頂いて、他の賞とは違った何物にも言い難いものを感じている」と話した。また、京大に入学した日から研究室に配属されて歓迎の会に参加した際に、指導教員から「大学は教わる所ではなくて自分でつかみ取る所だ」と教わったエピソードなど、京大に入学するまでの思い出や京都という街に対する印象を語った。会見に同席した山極総長は「京大の自由の学風が赤﨑氏のノーベル賞受賞に行きついた。大学院での研究もそうだが、学部教育の大切さを改めて感じた」と話した。

同日、京大の学生・教職員を対象として赤﨑氏による記念講演会が開催された。「青色発光と私」と名付けられたこの講演はほぼ満席となった。赤﨑氏と同じく京大の卒業生でありノーベル賞物理学賞を受賞した朝永振一郎の著書『量子力学と私』からタイトルをつけたという。講演のなかでは、半導体研究を始めてからどのような試行錯誤の末に青色LEDを実現させたのかを解説した。

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