実務領域への博士輩出を推進 経営管理 博士後期課程を設置申請(2015.06.01)

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大学院経営管理研究部・教育部は5月、博士後期課程・経営科学専攻の設置を文科省に申請した。社会人経験を有する修士号取得者などを対象として、研究能力と実務能力を兼ね備えたグローバルビジネスリーダーとしての高度専門職業人博士を育成する。ビジネスの専門領域における高度化や専門化へ対処するとともに、博士号取得が標準的な欧米諸国との競争に対応して、より高度なビジネス人材育成が求められているため。設置審が通れば来年4月の開講に向けて学生募集を開始する予定。

経営科学専攻は、従来の研究型大学院とは異なり、高度な実務能力の育成を目的とする博士課程として位置づけられる。そのため、一般大学院あるいは専門職大学院の修士号を取得後に企業等で働いた経験を持つ社会人を対象とする。一般的な履修期間は3年で、定員は7名の予定。

設置の背景には、ビジネスの専門領域における高度化や専門化に際して、企業内における人材育成では早急に対処できず、大学教育による集中的な人材育成が求められていることがある。また、グローバル競争で優位に立つため、高度な実務能力として博士課程レベルの研究能力が必要とされていることも挙げられる。

経営科学専攻は、京大が国際的にも強みをもつビジネス領域に特化して「実践ファイナンス」、「サービス・イノベーション&デザイン」、「プロジェクト・マネジメント」の各コースを開講し、世界的な視野で問題を把握、分析し、英語で説明する能力を養う。学生はいずれかの領域に所属し、MBAの基礎知識・能力を習得するとともに、高度な実務に関わる研究方法を学んだ上で、実践的な研究に携わる。博士号相当の研究能力を確実に身につけられるように、博士論文を作成する基本的な学力を評価する予備審査を1年時に課し、2年時には博士論文の中間報告を評価する資格審査を課し、いずれも次年生に進む要件とする。博士号取得まで段階を経て確実に学習を進められるよう配慮がされている。卒業後は入学前の勤務組織や他組織でより高い地位について高度な研究、実務能力をもつ専門家として活躍することが期待される。

経営問題や経済問題を文理融合で分析、モデル化する能力を持ったグローバルビジネスリーダーを育成するため、情報学研究科、工学研究科、経済学研究科などの部局やデザインスクール・リーディング大学院など多様な学問領域の資源を利用した相互連携を図り、講義を提供する。他に、グローバルビジネスリーダーシップ専門の教員とサービス・イノベーション専門の教員を受け入れて、英語教育やサービス分野の教育を強化する。

文科省への設置審査を通過すれば、2016年4月の開講に向けて学生募集を開始する予定。

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