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若手研究者育成へ 新ユニット

2015.05.16

2月、京都大学学際融合教育研究推進センターに、次世代研究創成ユニットが設置された。当面は、同じく2月に設立した京阪神次世代グローバル研究リーダー育成コンソーシアム(以下、京阪神コンソーシアム)の事務運営にあたる。

京阪神コンソーシアムは3月から研究者を募っているが、それぞれの部局で採用の方法や過程が異なるため、同ユニットは公募や採用にあたって、コンソーシアムと部局との間の調整役を担う。また、採用された研究者に対し、補助金申請の支援をしたり、研究倫理の教育をしたりする。担当者によると、ゆくゆくは若手研究者の育成に向けて活動の幅を広げることも視野にあるという。

京阪神コンソーシアムは、京都大学、大阪大学、神戸大学と関西の産業団体とで構成される組織で、若手研究者の育成に取り組んでいる。若手研究者に研究に専念できるポストを提供し、研究の補助や支援をする。5月16日現在、京都大学の部局で5名、神戸大学で2名を公募している。