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２０１５年４月から吉田キャンパスでソフトバンク・KDDI・ドコモ（以下キャリア）のWiFiサービスが利用可能となる。これにより京大を訪れる人の利便性が高まることなどが期待される。

現在教室等などに設置されているアクセスポイントでは、「みあこネット」と「eduroam」が利用できるが、いずれも対象者が限られており、学外研究者等にはゲストアカウントが発行されている。学術情報メディアセンターによると、新たにキャリアの無線LANサービスを提供することで、ほとんどの利用者をカバーでき、現在年間６０００件程度発行しているゲストアカウントに関する業務が軽減されるという。ゲストアカウントの発行自体は今後も継続して行われる。さらに京大を見学に訪れる人も、キャリアと契約していればアクセスポイントを利用できることから、利便性の向上が見込まれる。

吉田キャンパスでは今年度中にアクセスポイントの設定を行い、来年４月からの正式利用を目指す。また桂や宇治などの遠隔地キャンパスも、４月以降順次対応させていく予定。