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シェアサイクル増台 利用者の声受け

2014.07.01

今年2月に実験導入された自転車シェアサービス「COGOO」で貸し出される自転車が6月16日、これまでの<28台に加え、新たに17台追加された。このサービスはリレーションズ株式会社が提供するもので、施設部によって進められている構内の自転車数削減計画の一環として実施されている。構内の7カ所に駐輪場が設置されており、専用サイトで暗証番号を取得すれば、1時間まで無料で借りることができる。6月22日時点での利用登録者数は796人で、延べ3482回利用されている。

施設部によると今回の増台は、導入台数の少なさから一日の利用回数が頭打ちになっており、利用者から「借りたいときに借りられない」との声がウェブ上のアンケートで多く寄せられたのを受けてのこと。現在の利用者数に対応しようとすれば17台の追加では不十分だが、現在の駐輪スペースに収まる台数を考えて今回の追加数になったという。

実験導入の分析は6月末まで続けられ、本格的に導入するかは7月以降に決定されるが、実際に始まるのは早くとも10月になる。その際には環境に配慮した事業を行っている企業の広告を自転車に取り付けることが決まっている。シェアサイクルの更なる増台など、具体的な計画については今後検討していくという。