教育院にi‐ARRC設置 授業外の英語学習を支援(2014.04.16)

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4月1日、グローバル社会に対応した言語教育を実施するための新組織「国際学術言語教育センター(International Academic Research and Resource Center for Language Education:通称i‐ARRC)」が国際高等教育院に設置された。吉田南共通事務部によると、i‐ARRCでは学生の実践的英語運用能力の向上を目指し、京都大学独自の外国語学習教材の開発、TOEFL試験を利用しての京大生の英語力調査とその分析を進めるという。

i‐ARRCでは、言語教育を専門とする教員が学生一人ひとりに合った英語の学習方法、学習教材をアドバイスし、実践的英語運用能力の向上を目指すという。教員が推奨する学習教材に関しては、既存のもの以外にもi‐ARRCが独自に研究・開発したものが用いられる。人文科学・社会科学系、自然・応用科学系など分野別に作られる教材や、スピーキング、リスニング、リーディングなど技能別の教材を用意するとのこと。英語以外の言語についても随時教材が開発される予定で、現在はWebを利用したスペイン語の教材開発が進められている。学生の英語運用能力を判断する際の材料としてはTOEFL ITPが検討されており、4月19日にはすべての新1回生を対象に同試験が実施される。昨年9月に法学部・理学部の1回生を対象として試験的に実施されたTOEFL ITP試験と今回の結果などを踏まえて、今後全学的にTOEFLが活用できるか判断するという。

i‐ARRCの活動拠点としては、吉田南キャンパスに「国際人材総合教育棟」の建設が予定されている。吉田南グラウンド南側の駐輪スペースを用いて4階建ての施設ができる。吉田南共通事務部によると、不足が予想される駐輪スペースは、吉田南総合図書館の南北に新しく駐輪場を設けることで確保するとのこと。5月上旬に埋文調査が開始され、順調に建設が進めば来年度から施設の利用を開始するという。

教育棟には学生の自主的な英語学習を支えるさまざまな設備が置かれる。まず、教員が学生に対して英語学習のアドバイスを行う相談窓口が設置される。窓口には基本的に希望者のみが訪れることになるが、教育棟の関係者は「できるだけ開かれた施設にすることで多くの学生が訪れる場所にしたい」と話す。また、リスニングやスピーキングが練習できる個室、少人数による英語でのディスカッションやプレゼンテーションの練習ができるスペースなども用意される見通しだ。

今年度、i‐ARRCには国際高等教育院から6名、高等教育研究開発推進センターから2名の教員が配置されており、このうち3名が外国人教員である。共通事務部によると、この他にも特定有期雇用教員として5名程度を公募中で、4月末には応募を締め切り、7月ごろには採用を確定するという。後期にはi‐ARRCの教員が学生の英語学習についての相談を受け付ける予定だが、教育棟が完成するまでの間、窓口をどこに置くかなどは未定である。その他の具体的な事業計画についても、現在配属されているi‐ARRCの教員が協議し検討していくという。

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