京都府警、府内大学との連携目指す 京都府大学安全・安心推進協議会が発足(2013.10.01)

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9月6日、「京都府大学安全・安心推進協議会(仮称)設立会議」(以下、「設立会議」)にて「京都府大学安全・安心推進協議会」の設立が決定した。この協議会は、京都府警と京都府内全45大学・短大が連携し、学生の関わる犯罪への対策を話し合うものである。府警によると、京都府では昨年、刑法犯の被害者に占める大学生の割合が全国で最も高い10・2%に達したほか、刑法犯で検挙された人のうち大学生の割合は全国で2番目に高い5・8%に上るなど、被害・加害の両面ともに大学生が犯罪に関わるケースが多いという。

京大近辺もその例外ではなく、府警が出す行政区別の大学生被害認知状況のデータによると、左京区では自転車盗難の被害が突出して多く、京大関係者も頭を悩ませてきた。学務部学生課長は「左京区には他大学もあるのですべての被害に京大が関わっているというわけではないが、京大内での自転車盗難の被害は特に多い。そのため、大学生の被害・加害をともに減らせるような対策を講じていく必要は出ていた」と話す。

こうした状況も踏まえて、大学生の防犯意識・規範意識を高めるための対策を話し合う場の設置が府警から府内の大学・短大に対して提案され、今回の設立会議に至った。本協議会は今後、年に1回開催される総会の場で毎年の事業計画を決定し、主に専門委員会等がそれに基づいた活動を行う。この専門委員会には、協議会に参加する各大学がその特性や抱える問題に応じて割り振られ、対策の検討や調査研究を進めていく。2013年度検討テーマは「自転車盗対策」・「性犯罪対策」・「交通安全対策」の3つがあり、各テーマにつき2、3ヶ月に1回の頻度で個別に協議の場が設けられる。さらに、各専門委員会で話し合われた内容は総会で報告され、全体の情報共有を図るという。

また、設立会議では協議会の役員選出も行われ、会長に京都大学理事・副学長である赤松明彦氏が就任した。赤松氏は取材に対して「各大学と協力し、ここ京都において、大学生が安全で安心して学生生活を送れる環境をつくり、京都が全国に誇れるような大学のある魅力的なまちとなるように努力していきたい」とコメントした。

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