国際化へ新構想を発表 京大グローバルアカデミー(仮称)(2013.10.01)

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9月10日の部局長会議において、京大グローバルアカデミー(仮称)構想についてが報告された。京大グローバルアカデミーは、思修館など既存の京大のグローバル化を目指す教育組織・研究組織、プログラムを基本として、そこに白眉プロジェクトや新設される組織・プログラムを加え、それらを一体のものとして新たに創設される組織とみられる。文部科学省が2014年度概算要求の中で提示した「スーパーグローバル大学事業」の公募に対して、京大はこの構想をもって応募する予定。

部局長会議で提出された資料によると、京大グローバルアカデミー(仮称)の設置目的は、日本の中長期的成長を牽引する分野を中心に、教育・研究両面にわたってハーバード、シカゴ、オーリン、オックスフォード、ケンブリッジ大学など海外の大学との連携・協力を強めることで、学部段階からグローバルに活躍できる人材の育成を強化するとともに、質の高い国際共同研究を拡充するための取り組みを一体的に推進することにあるという。

「京大グローバルアカデミー(仮称)」は「企画機能」と「教育機能」、「研究機能」の3つに分かれており、「教育機能」と「研究機能」を統括する役割が「企画機能」に与えられている。これら3つの機能の具体的な内容は以下のとおり。

企画機能…組織の中心に置かれる「グローバルアカデミー統括本部」が、京大グローバルアカデミーを全学的見地から統括・牽引するとともに、京大の国際戦略の実施に向けた大学全体の国際化推進業務を担当する。

教育機能…これは①国際高等教育院における外国人教員による国際言語実践プログラム②学部・大学院スーパーグローバルコース③思修館等のリーディングプログラム④国際連携スーパーグローバル学位プログラム(仮称)⑤スーパージョン万プログラムの計5つからなる。このうち②においては、京大において英語のみで学位取得ができる学習プログラムを実施することで、留学生の受け入れや海外へのグローバルリーダーの輩出を狙う。また④においては、海外の有力校と連携して「スーパーグローバル学位プログラム」を実施し、国際連携トップアカデミージョイントPh・Dプログラムを併設することで、海外有力大学との連携を図る。

研究機能…これは①iCeMs(国際高等科学院)(仮称)②白眉プロジェクト③スーパージョン万プログラム④国際連携スーパーグローバル学位プログラム(仮称)の計4つからなる(③と④は、教育機能と研究機能の二つにまたがる)。①においては、京大と海外大学との研究者による共同研究ユニットを設け、世界最高峰の国際共同研究拠点の形成を目指すとしている。

ただこれらの組織・プログラムについては中身が全く決まっていないものもあり、詳細は今後も検討していく予定とのこと。

なお、8月5日に行われた関西経済連合会とアジア太平洋研究所の共催によるシンポジウム「グローバル人材を活用した関西の活性化を考える」において、松本総長が基調講演を行い、京大グローバルアカデミー(仮称)構想を9月10日の部局長会議に先んじて発表している。


京大グローバルアカデミー(仮称)略図 (部局長会議資料より作成)

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