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北部食堂、一時閉店へ 北部生協会館耐震改修工事に伴い

2013.08.01

京都大学生活協同組合は8月3日、北部食堂が入っている北部生協会館の耐震改修工事を行うことを発表した。これに伴い8月31日から来年3月まで北部生協会館は閉店する予定である。この工事期間中北部食堂は一時閉店し、北部購買は仮店舗で営業を行う。また会館2階で営業を行っていた喫茶ほくとは、工事着工をもって閉店する。

北部食堂が一時閉店することにより、北部構内での食事の供給が不足することが懸念される。これに対応するために、京大生協は中央食堂・カフェテリア等の近隣店舗利用を呼びかける。またそれと併せて、9月2日から北部構内の農学部総合館西側・東側、農学・生命科学研究棟入り口付近、理学研究科5号館付近の計4箇所に臨時弁当販売所を設置する。取扱商品は弁当・飲料のみで営業時間は平日の11時30分から13時まで。また北部購買は9月17日から理学研究科6号館1階ピロティに仮店舗として営業を行う。取扱商品の数は平時店舗より減少し、営業時間は平日の11時から17時まで。

喫茶ほくとは閉店となる。喫茶ほくとはかつて憩いの場として賑わっていたが、近年のキャンパスライフ等の変化に伴い、利用が低迷していた。こうした状況の中、工事着工を機として京大生協は喫茶ほくとを閉店することを決定した。また従来喫茶ほくとに充てられていたスペースを改修後の会館では、200人ほどが利用可能なパーティー会場にすること等を検討している。

現在、改修後の会館の設計などをめぐって関係部局と京大生協との間で調整中であり、詳細な工事内容などは確定していない。これについて中森一朗・京大生協専務理事は「工事内容が確定次第京大生協HP等で公表する」と述べている。