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国際高等教育院 新研究棟、吉田南の駐輪場に建設か 「グローバル人材の育成」謳う

2013.07.16

京都大学が今後5年間で100人規模の外国人教員の雇用を計画していることに関連して、国際高等教育院所属の外国人教員が配置される研究室や他部局所属の教員のための待機室などを備えた新施設「国際総合教育研究棟」(International Academic Resource Center 略称:i‐ARC)が、吉田南構内・吉田南総合館西側の駐輪場に建設される可能性があることが明らかとなった。

6月20日に文部科学省で開かれた学長・機構長等からなる「国立大学法人学長・大学共同利用機関法人機構長等会議」の配布資料によると、この研究棟には外国人教員の研究室のほか、学生・教員間の他分野・異文化交流や外国語学習のための環境が整備され、「国際的に活躍するグローバル人材の育成」を目指すことが謳われている。吉田南共通事務部の話では、地上4階・地下1階の建物となる構想はあるものの、現在は施設にかかる概算要求(2014年度)を上げている段階であり、設備などの詳細はほとんど決まっていないという。