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京都文化博物館でインカ帝国展開催

2013.06.01

今年4月16日から京都文化博物館特別展示室で「インカ帝国展―マチュピチュ発見100年」が開催されている。15世紀から16世紀にかけ、クスコ(現在のペルーの首都)を中心に大帝国を築いたインカ帝国の文化、歴史とスペイン侵入による帝国崩壊の過程などが、約160点におよぶ展示物をもとに考察されている。

会場では当時使われていた農具や衣類、当時の人物のミイラなどが音声、映像つきの説明によって紹介されており、訪れる人々はこれら貴重な資料の数々に熱心に見入っていた。

また、会場奥には3Dスカイビューシアターが設置されており、マチュピチュ遺跡の再現映像を3Dで楽しむことができる。3Dメガネ越しに見える「飛び出す映像」の新鮮さに客席からは歓声があがっていた。6月7日(金)の午後6時からは学芸員によるギャラリートークも行われる。

展示は月曜日を除く連日午前10時から午後6時まで(金曜日のみ午後7時半まで。祝日は開館、翌日休館)。入場料は当日大人1300円、大高生900円。前売り大人1100円、大高生750円。会期は6月23日(日)までの予定。

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