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教員定員大幅減 8年間で1割強

2013.03.16

京都大学が常勤教員の定員数を今後大幅に減らすことが、3月5日の部局長会議で了承されたことがわかった。

「予算減に対応すること」を理由に、2014~21年度までの8年間にわたって年1・6%の教員定員シーリング(制限)を続ける。この措置が実施されると、8年後に京大の教員定員は12・6%減少する。2012年度時点で全学の常勤教員数は2831人であり、約300人の教員定員がなくなることになる。

また、これと並行して本部が柔軟に活用できる再配置定員150人分を確保するため、各部局に対し更に最大4・8%のシーリングをかけることも同時に決められた。「外国人教員100名」構想と密接に連動した決定と思われる。