〈京大雑記〉ココがヘンだぞ交通アンケート(2012.12.16)

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今年の1月から2月にかけて、環境保安安全機構がウェブ上で本部構内の交通状況に関するアンケートを実施した。本学の教職員や学生らおよそ600人が回答し、その結果を踏まえて、今年3月に本部構内交通安全対策が提示された。本紙12月1日号で取り上げたカーゲートの本部構内設置も、この対策の一環だ。つまり、このカーゲート設置は、学生や教職員といった、実際に本部構内を利用する人の声を反映したものであるはずだ。アンケートでは一体どのような問いがたてられ、どのような答えが得られたのだろうか。(待)

アンケートは問1から問8までの8問からなっており、本部構内への自動車の入構に関連するのは問7(※本紙に図あり)だ。

回答の選択肢を見ると、2つ目だけがいやに具体的だ。「現状維持」さもなくば「カーゲート設置等の何らかの手段で課金」なのだろうか。「現状についての意見」を聞いているのだから、回答は「現状のままでいい」「現状のままではいけない」「どちらでもよい」といったものになるはずだ。質問文で、一日の臨時入構台数が本部構内の駐車場のキャパシティを超えている、病院や北部構内では入構許可証で課金している、と前置きしたうえで「カーゲートの設置と課金」を選択肢に持ってくるのは、回答を誘導していると見られても仕方がない。実際、交通問題に関して自由に意見を述べる問8では、「問7が誘導的に答えを求めてるとしか思えない。」という回答も見られた。「カーゲートの設置と課金」を選択肢とするなら、問7に対して「現状のままではいけない」と答えた人に対して、対策案を求める問いをたてて、その中の具体的な選択肢の一つとすべきだったのではないだろうか。誘導的な質問で得た「声」を基に対策を実行したところで、それが本部構内利用者の要望に応える結果をもたらすとは思えない。

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