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センター科目一部変更へ 経済学部指摘を受けて

2012.12.16

12月12日、京都大学は2015年度の学部入試において、経済学部一般・論文入試で課すセンター試験の地歴・公民科目を変更することを発表した。現行の一般・論文入試では受願者はセンター試験の地歴・公民において、世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経の中から2科目、またはそれらの中から1科目と現代社会、倫理、政経の中から1科目を受ける必要がある。しかし今回の変更により、経済学部一般・論文入試受験者は全員世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経の中から2科目を受けることが求められる。変更を行う理由として淡路敏之理事・副学長は、高校側からの「センター試験の地歴・公民科目の選択の仕組みが経済学部だけが京大の他の文系学部と異なり複雑で分かりづらい」という声に対応するためだと述べた。

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