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本部構内、カーゲート設置へ セキュリティ対策に防犯カメラ完備

2012.12.01

11月16日、本部構内の自動車専用入構門にカーゲートを設置する工事の入札公告が出された。カーゲート設置は、9月から10月にかけて実施された駐輪・駐車場整備と一体の本部構内交通安全対策として行われる。

工事は12月から3月にかけて実施される。カーゲートは入口用2台と出口用1台を設置。またそれぞれに防犯カメラが取り付けられる。入構門横の詰所にモニターが設置され、そこにカメラの映像がリアルタイムで映される。映像は保存もされる。

カーゲートは来年4月1日から運用が開始される。それに伴い、自動車の入構に対して課金が行われる。入構後1時間は無料で、その後は30分ごとに200円ずつ追加徴収される。また、定期的な利用者に向けて、月額3000円の定期券も発行される。徴収した入構料は交通指導員の雇用に使用され、指導員は駐輪状況の改善にあたる。

課金に加え、入構データ管理も行われる。自動車が入構・出構した時間、徴収料金、一日に入構した自動車の台数、などのデータが本部棟に送信され、管理される。

なお、京都大学には防犯カメラの運用規程が存在しない。部局が管理する場所では、当該部局の責任のもとに防犯カメラが設置され、運用方法も部局により異なる。今回防犯カメラが設置される場所は部局の管理を離れた共有スペースのため、運用規程が必要となる。規程の作成には、危機管理委員会があたる。