理学部 「全共再編」説明会を開催(2012.12.01)

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11月19日、理学部6号館で「全学共通教育再編」に関する説明会が山極壽一理学研究科長らによって開催された。この説明会は理学部学生自治会評議会が提出した要求書を受けて行われ、全学共通科目のカリキュラム再編と「国際高等教育院」(仮称)の設置に関して行われている議論が取り上げられた。

まず今回のカリキュラム再編に関して、新しいカリキュラムが適用されるのは来年度(2013年度)以降の入学者であって、現在在籍している学生には適用されない方向で話が進んでいることが伝えられた。

新たな科目区分(科目群や系、レベルなどのグループ化)を行う理由として1つ目に、科目数があまりにも多くて選択するのが難しいという学生の意見があったためと説明。2つ目に、何もせずに楽に単位を取得できる科目がある状況をなくす「単位の実質化」を行うためだと話した。これに対して、本当に学生の意見が反映されているものなのか、科目区分と「単位の実質化」は別の話ではないかと、学生から質問があがった。なお、現在B群(自然科学系科目)である「情報科目」が「現代社会適応科目群」に入れられるかどうかなど、具体的な区分については議論中とのことだった。

「国際高等教育院」(仮称)の設立については、各学部が共通教育に求める要素を科目設計に反映できるようになるので賛成できるということが山極研究科長から述べられた。しかし(今年7月までに浮上した)約200ポストの専任教員組織をすぐに立ち上げる案はシステムに無理があり、不利益を被るとして理学研究科は強く反対する意向だと話した。その対案として、まず各学部から教員を募った30人規模の組織を作って共通教育と専門教育を密に連携させる案を持ち込むとのことだった(後日、11月26日の総長から教員向け「全学メール」で、科目提供を教育院の専任教員だけでなく、教育院のポストの兼担・併任という形で各部局所属の教員にもおこなってもらうことを検討していることが明らかになった)。

説明会には、理学部・理学研究科内外から学生・教員が多数参加した。途中、今回のカリキュラム再編や教育院構想の議論があまりに急速に行われていないかといった質問があがった。なお、理学研究科は現在、人間・環境学研究科とともに全学共通教育の実施責任部局。全学共通科目について「ゆるやかな専門化」を教育カリキュラムの柱としている。今年7月までに、理学研究科から(貸与ポストを含め)31ポストが教育院に配置される案が浮上している。

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