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京都国立博物館 出雲考古学展 古代出雲のロマン 一堂に会する

2012.08.01

京都市東山区・京都国立博物館にて、「古事記1300年・出雲大社大遷宮特別展覧会・大出雲展」が現在行われている。この展覧会は、2012年が古事記編纂1300周年となるほか、2013年には約60年ぶりに出雲大社大遷宮が行われることを記念して開催されるもの。同展覧会では出雲の古社、関わりの深い古寺の宝物や、出雲の遺跡からの出土品などあわせて202種類が出品されている。中でも島根県の荒神谷遺跡・加茂岩倉遺跡で出土した銅剣・銅鐸などの青銅器群や、古代の木造建築としては最大の、高さ48m、またはその倍とも言われる「雲太」(古代の出雲大社)の10分の1スケール復元模型が来場者の目を引いていた。

大出雲展は7月28日―9月9日の間、午前9時半―午後6時(金曜は午後8時)まで(入館はそれぞれ閉館時間の30分前まで)行われる。休館日は月曜日。なお、キャンパスメンバーズ制度により学生証を提示すれば京大生は無料で入館できる。(穣)

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