SkyDriveを利用した 過去問共有サービス開始(2012.07.01)

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現在京都大学では、マイクロソフト社が運営するSkyDriveというオンラインストレージサービスのアカウントが学生一人一人に割り当てられている。このSkyDriveを利用した京都大学の過去問共有サービスが学生によって始められることが分かった。

サービス名称は「shared online service(SOS)」で、過去問をSkyDrive上にアップして、学生で共有しようというものであり、7月1日からの開始を予定している。主にFacebookやTwitter経由で管理者にメールアドレスを送り、そのアドレスを登録してもらうことでアクセス許可を得ることができる。

このサービスはWindows Ambassadorというチームに所属する京都大学の学生よって提案された。Windows Ambassadorとは、マイクロソフトが抱えるWindowsをもっと好きになってもらうことを目的に、マーケティング活動をする大学生のチームである。

京都大学では多くのクラスで試験対策委員(シケタイ)と呼ばれる係が入学時に学生達によって決められ、各々サイトを立ち上げたり、人数分をコピーしたりして先輩などから手に入れた過去問を共有している。しかし、そのほとんどが先生に無断で行われ、検索サービスで簡単にサイトが見つかってしまうなど、著作権上問題となりうる状態であった。こういった過去問サイトの乱立を懸念し、提案されたのが今サービスであり、ここにアップする過去問は全て問題を作成した先生など関係者の許可を得るという。また、閲覧するのにはアクセス許可が必要となっているので、外部の者に閲覧されることもなくなる。

現在は立ち上げる段階なので、SkyDriveのアカウントの管理・過去問の収集はWindows Ambassadorに所属する京都大学の学生が行うが、後々には各クラスのシケタイに編集権を与えるなど、学年ごとのアカウント運用も考えているという。現段階では、アップする過去問は一般教養科目に絞っており、1回生の英語の授業でサービスの宣伝も行なっている。また、卒業後もアカウントは残しておき、SkyDriveを利用した学年ごとの同窓会などの企画にも使ってもらうなど、新しい文化の構築も可能性の一つとして示唆している。

京都大学の学生用メールサービスは5月31日よりマイクロソフト社が運営するLive@eduに完全に移行した。新メールサービスにこれまでログインした人は延べ1万4千人ほど(ユニークユーザー数)であり、全学生数から考えると約6割がこれまでにログインしていることになる。だがログイン数は4月がピークとなっており、それ以降は減少傾向にあるという。学術情報メディアセンターの上田浩准教授は「これにはDeepMailのサービス終了に伴うアドレスの移行作業のため一時的にログインした人が多かったのだと考えられる。また、過去問サイトの件はこれまで多くの教員が問題に思っていた部分でもあるので、学生達が自主的に解決していくのならアドバイスをしていきたいと思う。新システムの利用率向上につながれば、大学側にも悪くはない話ではないだろうか。」と話した。

過去問の閲覧を希望する場合は氏名、学部、クラスを記載の上で、京大メールアカウント(○○○○@st.kyoto-u.ac.jp)からsos.kyoto-u@live.jpまで連絡すればよい。3日以内(土日祝日除く)に共有方法などを説明したメールが返ってくる。

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