後期入試、完全廃止へ 09年より 保健学科も前期のみに(2007.12.01)

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京都大学は11月20日、2009年度より医学部保健学科の入学者選抜試験において後期募集人員を前期に一本化すると発表した。これにより、京大の全ての学部・学科において後期日程試験が廃止されることとなる。翌21日には08年度の学生募集要項が発表され、郵政事業の民営化に伴うレタックスの廃止を受け来年度よりHPに合格者の受験番号一覧を掲載する、とした。なお、学内の掲示やHPを見る事が困難な志願者のために、希望者に対しては合格者の受験番号一覧表を速達で郵送する。

京大は今年の入試より、医学部保健学科を除いて後期日程を廃止している。保健学科のみ例外的に来年まで後期試験を実施する背景には、同科が04年の新設学科であることが挙げられる。文部科学省の通達により、新設学科は完成年度を迎えるまで(=4年経つまで)当初予定していた入試制度を変更してはならないことになっており、京大としても学年進行中であるため、急激な入試方法の変更は好ましくないと判断していた。

設立6年目を迎える09年より同科においても後期日程が廃止される理由としてはまず、必要とする学生が前期試験で十分確保できるというデータが得られたことが挙げられる。前後期の併願率が7割近くあり、定員を分割していなければ前期で合格できていた学生が後期で合格しているのが現状。「前後期とも京大で、(他大学受験の)機会を奪うより良いのでは」(東山紘久・副学長)という判断が働いた。

また、前期の合格者に比べて後期の合格者の定着率が悪いということも大きな理由の一つだ。保健学科はチューター制を導入して全学生の面倒を見ているが、入学後すぐに休学をして再受験する者や、同科のことをあまりよく理解せずに入って来たと見受けられる者が後期合格者に多いという。「前期試験に一本化して、ぜひ行きたいという人にだけ来てもらいたい」と笹田昌孝・同学科長は語る。

なお後期廃止に伴い、同学科の作業療法専攻の二次試験・理科において「生物必修、物理・化学から1科目選択」を「物理・化学・生物から2科目選択」に変更し、面接も廃止することが決定した。また来年4月1日より、保健学科は「人間健康科学科」と名称変更される。

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