新たな海外支援のモデルとなるか 「坂野カップ」開催(2012.05.16)

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京大生が代表を務める学生団体「アジア教育支援グループ たすき」が、本を読むことの面白さに気づくことやカンボジアの自国語であるクメール語の識字率を高めることを目的としたイベント「坂野カップ」を2012年3月3日に行った。

当日は読書感想が絵や口頭により発表された。「坂野カップ」プロジェクトの代表であり、経済学部2回の坂野雅宏氏は、プロジェクトの目的の一つとして、人前で発表をするなどの一連の活動を通して、普段は味わえない緊張や達成感を味わってもらうということを挙げた。うまく喋れることができず、非常に悔しそうな表情をしていた子がおり、この目的は達成できたのではないかと語った。

今回浮かび上がった課題はあるかと尋ねると、現地の小学校の校長などは、現在の支援が非常に役立っていると言ってくれるものの、本当は何が欲しいのかが分からなくなることがあると述べた。その上で、今後の「たすき」の活動において、子どもたちのチャンスを潰さないための支援を続けていきたいと語った。

ちなみに、「たすき」メンバーは坂野カップと同時に文房具や本なども提供したが、今回はメンバーの滞在費や交通費以外のそうした支援の資金は、すべて寄付でまかなうことができたという。インターネット上で寄付を募る「READYFOR?」というサイトなどを使ったこうした取り組みが成功したことは、資金のない学生団体の海外支援の新しいモデルとなるかもしれない。(P)

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