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中央食堂リニューアルオープン 工学部8号館工事終了

2012.04.01

昨年8月より工事を行っていた工学部8号館の耐震改修工事が終了し、4月から中央食堂の営業が再開することが分かった。再開に先立って4日、5日にはテストオープンし、厨房機器の稼働チェックなどを行う。

工事は昨年8月中旬より始まり、工学部事務室は7月中頃から工学部3号館西棟1階に移転となっていた。工事終了後の再移転は行われず、そのまま3号館に留まる形になる。

8号館地下にある中央食堂の営業再開は4月9日より。営業時間は平日8時―21時と、以前と変わらない。今回の工事に伴い、店内の内装を大幅にリニューアル。木製の机や木目調のタイルなどの暖色に富んだ装飾を用いることにより、以前までの暗いイメージを一新している。厨房の機材も整い、以前までは無かった目の前で調理を行うオーダーコーナーが新設される。

食堂入口には要望の多かったトイレが設置され、以前までのようにわざわざ時計台まで行くという状況が改善された。閉鎖中に中央構内北西門や時計台西など、数箇所で行われていた臨時弁当販売は営業再開後も時計台東西の2ヵ所では継続販売されるほか、食堂以外の場所に置かれていた臨時席の撤去や、ルネでのASAPAの提供が終了する。

4日・5日の昼には各日先着450人の入店制限をかけたテストオープンを行う。来店者には200円の割引券がプレゼントされ、従業員が新しい機械や設備・運営に慣れることや、厨房機器の稼働チェックなどが主な目的となる。

友金一・中央食堂店長は「施設が綺麗になり、学生たちの期待が高まると思うので、商品展開や接客などでも期待を裏切らないように頑張ります。」とコメントしている。

中央食堂営業再開に伴い、一部生協食堂・ショップでは「中央食堂リニューアル記念企画」を実施する。ショップルネでは5日・6日限定で文庫新書3冊以上まとめ買い15%オフとなる。

なお、営業再開と共に京都大学新聞の中央食堂前での販売も再開する。