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「不正行為」を明示 来年度募集要項発表

2012.01.23

京大は12月8日、2012年度入試の募集要項を発表した。2011年度入試での受験者による不正の問題を受け、今回の要項では初めて、不正行為に該当する具体例を列挙し、受験者に注意を求める。

不正行為にあたる行為として、同要項では「カンニング(カンニングペーパー・教科書・辞書及び参考書類の使用、他の人から答えを教わることなど)を行うこと」、「他の受験者に答えを教えたり解答冊子の交換等により、カンニングの手助けを行うこと」、また「試験時間中に、携帯電話や電子辞書等の電子機器類を使用すること」などを挙げ、これらの行為を行ったとみなされた受験者は失格となり全教科の受験資格を失うと明示。そのほか、受験者が携帯電話等の電子機器類や定規等の補助具をカバン等にしまわず手元に持っている場合や、長い間机の下やポケットの中等に手をいれた場合には、当該受験者に対して文書による警告を行うとしている。

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