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教育用PCシステム更新 さらば、DEEPMail

2012.01.17

12月1日から学内の教育用コンピュータシステムの更新が始まった。現在のシステムはレンタル契約で運用されているが、その期間が満了となり、新規レンタルに伴って更新する。内容は、パソコン端末・プリンタの更新、学生用メールサービスの移行の2つ。更新は5年に1回であり、教育用コンピュータシステム運用委員会によると「主に学生に最新の環境を提供するため」だという。

旧パソコン端末・プリンタの利用は2012年2月28日に終了し、新端末・プリンタは3月1日から利用可能になる。 OSが最新型の Microsoft Windows 7に、ソフトも同様にMicrosoft Office 2010に変更される。その他現行のアプリケーションソフトは基本的には引き継ぐ。ユーザーファイル容量も可能な限り拡張するという。また、保守点検などの業務コスト削減のため、課金プリンタが廃止になる。代わりに京大生協がUSBフラッシュメモリ上のPDFファイルを印刷可能なコピー機の導入を予定している。非課金プリンタは存続し、印刷制限枚数は変わらない。

後者については、すでに1日から新メールサービスとして、マイクロソフト社が運営するLive@eduを用いた「学生メール」を旧サービスDEEPMailと並行して運用している。この変更により容量が増える他、同社が運営するオンラインストレージSkyDriveも利用可能になる。旧サービスは2012年5月末で終了するが、それまでの間、旧サービスのアドレスへのメールは「メール転送機能」で設定したアドレスに転送される。運用委員会は新メールアドレスを転送先に設定するよう呼びかけている。

メールアドレスについては、ECS-ID(教育用コンピュータシステムの利用コード)を持っている学内関係者には、新メールサービスでは現行のものと異なる新メールアドレスが設定されている。

また、現在はLive@edu上で新しいアドレスと現行システムのパスワードで認証することになっているが、運用委員会は4月から京大のシステム内で認証できるように、システムを構築している。それによってIDとパスワードで認証が可能になる。

新しいアドレスは
https://web.st.kyoto-u.ac.jp/mymail/ で通知されている。

<問い合わせ>
edu-qa@media.kyoto-u.ac.jp
学術情報メディアセンター南館事務室まで。