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次世代を担う研究者お披露目 「白眉プロジェクト3期生」内定式

2012.01.17

12月7日、次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」に今年度採用された研究者の内定式・研究計画発表会が行われた。今年度の内定者は16名。そのうち海外出身の研究者が6名となった。

まず会場となった楽友会館には、松本紘総長をはじめ関係者が内定式に参加。松本総長は「学内外を越えて100%自由な環境を与える」と同プロジェクトの目的を説明した。今回の公募では416名の応募に対して19名の内定者であった。倍率は21・9倍。前回の27・2倍より低下したが、依然として高倍率となっている。しかしこのプロジェクトにおいては、1、2期生(昨年度・今年度)の6名が5年間の任期内で京大内外へ異動があった。厳しい選考で選ばれた研究者には、重点的に研究資金を受けるが、他の研究機関からも誘いを受けることがあるという。また昨年と同様、内定式の後には研究計画発表会が行われた。

〈准教授に内定〉
大河内豊(東京大)/小松光(九州大)/後藤励(甲南大)/ジェスパー・ジャンソン(お茶の水大)/ジェレミー・ラブレー(東京大)/西山雅祥(京都大)/パンチェ・マウモヴ(大阪大)/ピエール・イブ・ドンゼ(大阪大)/三枝洋一(九州大)

〈助教に内定〉
江間有沙(東京大)/北村恭子(京都大)/小石かつら(京都大)/坂本龍太(総合地球環境学研)/シルビア・クロイドン(東京大)/末永幸平(京都大)/セドリック・タッセル(京都大)/楯谷智子(京都大)/中西竜也(京都大)/前多祐介(ロックフェラー大)

※括弧内は現所属の大学・研究機関

《本紙に写真掲載》