原理研究会、NF期間中に講演会開催 抗議の学生らと衝突も(2011.12.01)

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京都大学原理研究会(京大CARP、通称原理研)が11月祭初日の11月23日、百周年時計台記念館国際交流ホールで、「青少年教育講演会『国難の時に青少年教育を考える』」を、学生等による抗議の声が響き渡る中開催した。混乱の中、京都府警の警察官約40人が正門前に待機する事態となった。

同講演会は事前に学内での宣伝が一切なされず、開催が発覚したのは前日のこと。これを「追放決議を脱法的にすり抜ける形で、11月祭開催中のイベント開催を既成事実化するもの」と批判し企画の中止を求める学生らが、当日13時の講演会開始を前に百周年記念館外の11月祭会場で、原理研によるビラ撒きなど同講演会の情宣がなされないよう監視にあたったほか、同講演会の開催が11月祭の決定をないがしろにするものではないか、といったアピールをした。その後講演会開始時刻になると、拡声器等で講演会の中止を求め、会場の国際交流ホールへ入ろうとし主催の原理研メンバーともみ合いになる一幕もあった。
 会場前で押し問答が行われる中、何者かが京都府警に110番通報をし、一時は東一条通に警察官約40名が待機するまでになった。結局講演会は強行され、入口付近で抗議の声が響く中、約30人の来場者は熱心に話を聞いていた。抗議に集まった学生等は原理研側に講演会終了後に話し合いに応じるよう要求したが、「あなたたちがいると恐くて帰られない人もいる」と拒否された。

なお原理研は今年4月からブログをスタートしているが、11月29日時点でこの企画について触れた記事は公開されていない。

この青少年教育講演会は、同実行委員会が主催・原理研が後援。事前にインターネット上でなされた告知では、第1部で World Carp Japan(全国大学連合原理研究会=原理研の全国組織)の梶栗正建会長による「東アジア学生の使命と青少年教育」と講演、第2部では原理研による研究発表「京都大学学生の意識と大学教育との関わり」、「高等教育に対する提言〜統一思想教育論の立場から〜」および参加者による討論が予定されていた。ちなみに正建会長は梶栗玄太郎・日本統一教会会長の次男。百周年記念館のホールを学生が借りることはできず、今回原理研は渡辺久義・総合人間学部名誉教授の名義で会場を押さえていた。

原理研究会は、1970年の第12回11月祭において、11月祭全学実行委員会や大学当局に無断で警官隊を学内に入構させまたこれについての自己批判を行わなかったため、以後の全学実で今年に至るまで毎年追放決議が挙げられている。

《本紙に写真掲載》

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