インタビュー

澤西祐典 人間・環境学研究科院生、すばる文学賞受賞者「完結した世界で、魅力ある物語を」

2012.01.17

人間・環境学研究科・修士2回生の澤西祐典さんが、第35回すばる文学賞を受賞した。今年の3月末が締め切りで、1354編の作品が応募された。選考委員は江國香織、奥泉光、角田光代、高橋源一郎、星野智幸の5人。作品名は「フラミンゴの村」。ベルギーの閉鎖的な村を舞台として、ある日を境にほとんどの女達がフラミンゴになってしまうという事件と、それに翻弄される男達を描いた。今回、受賞にあたっての所感を聞いた。

すばる文学賞は純文学作品を中心とした公募による文学新人賞で、主催は集英社。毎年、受賞作品は同社が発行する「すばる」11月号に掲載されている。過去には又吉栄喜(80年、第4回)、辻仁成(89年、第13回)、金原ひとみ(03年、第27回)ら芥川賞作家がデビューした。

今作品は、「すばる」11月号に掲載されている他、2012年2月3日に単行本として集英社から発売される。(編集部)

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