交通規制構想、学生の意見反映されず 教職員向け説明会資料で判明(2011.11.16)

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先日明らかになった吉田キャンパス本部構内の交通規制構想、「本部構内の交通安全の確保(案)」について、環境安全保健機構は11月2日、教職員に向けた説明会を開催した。この場で配布された資料から、9月22日の学生向け説明会で出席者から出された反対意見やその場の議論は、ほとんど構想の進捗に反映されていないことが分かった。

これまでの意見照会で出た意見に対する回答や、それらを踏まえた上での計画変更などが盛り込まれた内容となっていたが、一部意見に対しては具体的な回答を明示されておらず、十分な説明がなされたとは言い難い印象を参加者に与えるものであった。

9月時点からの大きな変更点としては、時計台裏―法経本館の空間を駐輪禁止エリアにすることを撤回した点や、自転車入構登録証発行開始を今年11月から今年度内に先送りしたという点が挙げられる。その反面、入構登録証発行そのものの見直しはされておらず、北西門入口への車止めや正門へのカーゲート設置なども依然として計画に組み込まれている。さらに、自転車入構登録証の発行を受ける際には申請書を大学に提出させるという案もあり、その中の誓約には「翌年の許可証の交付を受けず、一定日数が過ぎて撤去された場合は自転車の所有権を放棄する」などの細かい項目もあった。

また、意見照会そのものも、9月22日の情報公開連絡会で学生らに向けた説明会で出席した学生らからは「段階を追って実施するべきでは」、「規制したところでマナーは改善しないのでは」といった多くの意見が出されていたのだが、今回の教職員向け説明会では、そうした意見が学生から出されたことは示されず、「入構登録証が必要なのか」など回答が用意されたものについても、「安全の確保のために理解願う」の一点張りであった。

参加した職員の一人は「機構側は管理強化ではなく、純粋に交通安全のことを考えているのだろうが、京大には自由に重点を置いている構成員も多いから難しい問題だ」とコメントしている。

今回は教職員向けの説明会であったが、機構側は12月1日には学生らに向けた第二回目の説明会を予定している。多くの学生に周知し、説明会に参加してもらうために期間を開けたという。

この交通規制構想で機構は「駐輪場の過密状態解消と、歩行者が安心して歩けるキャンパスをつくる」ことを主眼とし、その措置一環として自転車等といった二輪の駐輪環境改善と、自動車駐車の抑制の必要を掲げている。

次回説明会:12月1日(木)18時15分~、会場:総合研究3号館1階講義室

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