クィア映画祭が開催 多様な性のあり方を考える(2011.11.01)

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10月21日から23日の3日間に渡って「関西クィア映画祭2011」が西部講堂で開催された。主催は同映画祭実行委員会。同映画祭は「クィア」をテーマに、「性」とそれに関わる「暮らし・生き方」をテーマにした映像作品を上映するイベント。2005年の第一回から毎年行われ、今年で六回目。昨年から大阪市内の会場に加え、西部講堂でも開かれている。

クィア映画祭
クィア映画祭(西部講堂)

クィア(Queer)は英語で「おかま・変態」といった差別的なニュアンスの語だったが、90年代以降セクシャル・マイノリティ当事者らが、異性愛中心主義といった社会的な規範に対抗して自由な性のあり方を訴える自己をポジティブに言及する語として用いるようになっている。

ドイツ社会でムスリム移民らが、信仰の伝統と自由の間で苦悩する「シャハーダ―わたしの祈り―(独、2010)」や、大正時代の日本で湯浅芳子と中條(のち宮本)百合子が、討論を経て愛を深めてゆく「百合子、ダスヴィダーニャ(日、2011)」など、様々なジャンルにわたる作品が、長編短編合わせて約30本上映された。これらは実行委員会のボランティアスタッフが、インターネット等をつうじて作品に、手弁当で字幕などをつけ上映したものである。

クィア映画祭トイレ
「オールジェンダー仕様」

映画祭期間中は隣接する西部課外活動棟のトイレの一部が男女別から「オールジェンダー仕様」に変更された。会場にはおにぎり屋などの出店も出され、多くの来場者で賑わっていた。

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