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体育会、農G使用制限を撤回 非公認サークルと話し合い

2011.07.27

6月15日、農学部グラウンドの使用をめぐり、サッカー、フットサルの非公認サークル数団体と、使用を管理する体育会との間で話し合いが行われた。体育会が今年3月にマナー向上のために設けた使用規定に対して、サークル側が事前通知なく使用を制限されたことに反発、6月初旬頃にサークル側は使用の許可を求めるビラ頒布や署名活動を行っていた。

今年3月に体育会が農学部グラウンドの使用に関する規定を設けた際、公認サークルには説明会を開くなどして話し合いを行ったものの、非公認サークルはその対象としなかったため、規定の通達に遅延が生じたことが発端とみられる。この規定により一時、東面については「体育会が使用していない時は使用可」から「平日13時-16時、休日19時以降のみ使用可」となった。しかしサークル側は、近隣にナイター設備のあるグラウンドがないために平日の活動ができなくなると主張し、今回の署名活動・話し合いに至った。話し合いの結果、サークル側がマナーの向上をはかっていくことに合意した上で、規定にあるような変更や使用制限は設けないこととなった。

農学部グラウンドは体育会アメフト部、ラクロス部、サッカー部、陸上部、フィールドホッケー部、ライフル射撃部、ゴルフ部などが現在使用しており、これらの部活動の代表者からなる「農G会」が月1回、グラウンドの使用や管理について話し合うこととなっている。

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