花折断層見学 尾池元総長招き(2011.05.16)

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4月23日、人間・環境学研究科の加藤護助教らは、 尾池和夫元総長(現・財団法人国際高等研究所所長)を講師に招き「花折断層見学ツアー」を開催した。全学共通科目「地球科学実験A」の「オプショナルツアー第1弾」として企画されたもので、15名程度が参加。「花折断層」は京大吉田キャンパスのすぐ東側を通る活断層で、尾池元総長は地震学が専門。3月に発生した東北地方太平洋沖地震のこともあり、参加者にとって興味深いツアーとなった。

最初に、集合場所となった吉田南2号館の教室で、尾池元総長によるガイダンスが行われた。まず3月の大地震を取り上げ、発生する4カ月前から計測されてきた東北地方の地震の時系列(発生頻度)やアニメーションなどを示し、「今回の地震は発生して初めて『想定外ではない』地震だと分かった」と話した。

その後、京都盆地付近の活断層について取り上げ、花折断層付近の地形について詳しく説明。北白川から大津市比叡平に抜ける「志賀越道」付近が、水などで流出しやすい「花崗岩」で出来ていて、周りの山々よりも低くなっていることを紹介し、また京都は活断層があるために地下水が豊富であって、そのおかげで茶の湯や半導体などの水の文化が栄えてきたとも語った。

ガイダンスの後には、吉田神社から鷺森神社(左京区修学院宮ノ脇町)まで花折断層をたどって歩くツアーを行った。雨が時折強く降ってきたが、参加者は尾池元総長の「うんちく」の披露に耳を傾けた。また琵琶湖疏水の側道や鷺森神社では八重桜などを目にすることができ、一乗寺下り松の宮本武蔵と吉岡一門の決闘地跡をめぐった。

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