立命館大と連携 研究推進など軸に(2008.01.16)

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京都大学は昨年12月21日、立命館大学との連携協定を結んだ。京都大学における大学間協定は京都市立芸術大学・早稲田大学・慶應義塾大学に続き4件目となる。研究推進を主とする連携だが、「職員の交流も進めることができれば」(木谷雅人・副学長)という声が京大側にあり、研究やそれに付随する教育に留まらない可能性もある。

連携内容は(1)薬工連携によるバイオテクノロジーとナノテクノロジーの融合(2)地球の自然回帰に向けた技術開発と政策への共同提案(3)基礎科学分野での共同研究の推進、施設・設備の共同利用(4)大学間連携による産官学連携事業の展開、の4分野。具体例として、例えば(1)では「薬剤を患部までナノマシンで持っていって、直接うちこむ」(牧川方昭・立命館大学理工学部教授)ことなどが挙げられる。(2)は京都大が進める「KSI(京都・サステイナビリティ・イニシアティブ)」に連関し、(3)では大型装置の共同利用で研究効率化をはかる。(4)においては両大学の担当部署間で人材交流を行い、産官学連携のサポート体制を強化する。

京都大学と立命館大学は、ともに西園寺公望が創立に関与し、西園寺の秘書である中川小十郎が京大の初代書記官・立命館大の前身校を設立するなど、随所で人脈が重複する。尾池和夫・京都大学総長はこれらの接点を強調したうえで「良きパートナー」と立命館大学を評し、「新しい夢が生まれる」などと話した。

連携の発端について、川口清史・立命館大学総長は「どちらが先に言い出したかは分からないが」と前置きしつつ、「村上正紀さんを副総長に、京大から招いた頃から始まった」と話す。また松本紘・京都大学副学長(研究・財務担当理事)は、今回の連携について「比較的早く出来上がったほうだろう」と評し、「連携はどんどん行なっていくという、(尾池)総長からの指示もある」などと話した。

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