国際交流のきっかけを パンゲアアクティビティ(2011.01.16)

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12月25日、京大学術情報メディアセンター南館でNPO法人「パンゲア」(本部:京都市)が主催する「パンゲアアクティビティ」が実施された。このイベントは、日本、韓国、マレーシアの子どもたちがネットを通じ、言語を越えて交流できる場を提供しようと月に一度行われているもので、日本では京都、東京、三重を拠点に運営されている。

「パンゲア」構想の契機は、アメリカ同時多発テロ事件までさかのぼる。アメリカ国内で、アラブ人をはじめとする外国人への偏見、差別が激化するのを目の当たりにした森由美子・理事長と高崎俊之・副理事長の両氏が、言葉や文化の壁を越えた交流を実現させたいという思いから、2003年にNPO法人として設立。京大では2008年からアクティビティを開始している。「パンゲア」での交流活動を経験した子どもたちは、各国に対する偏った見方を改め、自分との共通点をより見出すようになっていると高崎氏。また、「ピクトン」という独自の絵文字の開発や、交流に特化した機械翻訳が可能な言語グリッドの実践など、新たなコミュニケーションツールの模索にも力を注いでおり、様々なメディアでその学術的な成果が取り上げられている。

この日行われたのは「ローカルアクティビティ」と呼ばれるもので、海外の子どもたちにウェブ上で公開するためのイラストやアニメーションを作成する活動。「ファシリテーター」と呼ばれる専門のボランティアスタッフたちの手助けで、子どもたちは思い思いに創作に打ち込んでいた。アクティビティ終了時には、自分の作品を全員の前で発表。学年の異なる子どもたちの間で、感想が活発に取り交わされた。このほか「パンゲア」では、ウェブカメラを通じての海外の子どもたちとのリアルタイムな交流も試みられている。

この日スタッフとしてアクティビティに携わった花田武和さん(アクティビティ担当)は、「「パンゲア」は子どもが自分の居場所を見つけられる場所。継続する中で徐々にコミュニケーションがとれるようになる子どももいるので、ぜひたくさんの人に参加してもらいたい」と語った。

《本紙に写真掲載》

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