木造フレーム構造の可能性 サロントーク小林正美教授(2011.01.16)

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12月14日、百周年時計台記念館(京大サロン)にて、第65回京大サロントーク「木造のシェルターで木製都市を作る」が小林正美・地球環境学堂教授を講師に招いて行われた。木造フレーム構造について京大の木造施設を例に出して紹介され、参加者は熱心に耳を傾けていた。

京都大学には、和歌山研究林教育研究棟や国際交流セミナーハウス、白浜海の家などの木造施設がある。それらには、j・podシステムと呼ばれる技術が用いられている。これはユニット型の建築システムで、単一寸法の板状製材で構成された主要構造材となる□の字型のフレームを銘打ちし、それを45センチ間隔に並べ、4隅を付属金物とボルト止めしてユニットを完成させるというものである。これらユニットを適宜積層・並置して建築物を作るという。過大な設備投資が不要で地域材を利用した製作・組立が可能なことから、地域ビルダーへの技術移転が容易で、現在までに自治体と連携したモデルプロジェクトをいくつか展開している。

しかし、建築基準法改正に伴い、j・pod工法の木造建築は木造と鉄骨造の混構造の扱いとなり、確認申請が必要になった。そのため、白浜海の家は京大で扱った最後のj・pod工法の建物となった。

講演後には小林教授が持ってきた木造フレームのサンプルを参加者が直に触り、その構造を味わった。

《本紙に写真掲載》

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