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第2期「白眉プロジェクト」 内定式開かれる

2010.12.24

12月13日、楽友会館で「京都大学次世代研究育生センター採用者内定式」および「研究計画発表会」が行われ、第2期「白眉プロジェクト」内定者19名(うち参加者は14名)に内定書が手渡された。

「内定式」では、まず松本紘総長があいさつをし、伏木亨・次世代研究者育成センタ―長から内定書授与が行われた。内定者の受け入れ先関係者なども参加。

続いて「研究計画発表会」が第1期「白眉プロジェクト」採用者の企画で行われた。第2期の各内定者には、12分以内の間に、自身の研究課題をプレゼンテーションし、他の内定者や参加者からの質問に答えるという場が与えられた。

研究分野は、物理学や生物学、史学といった「基礎研究」が多く、新しい分野領域を創ろうとするものも見られた。

内定者の大半は、ポスドク(PD)や博士課程3年の若手研究者。同プロジェクトからは原則5年間ではあるが、潤沢な研究資金や良い研究環境が提供される。募集倍率27・2倍。

各発表後の質疑応答では、内定者同士を中心に各課題について議論が盛んに繰り広げられ、式典・発表会後の懇親会では異分野の研究者同士間でも交流が行われた。