文書館が10周年記念展 過去の講義ノートなど貴重資料展示(2010.11.01)

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百周年時計台記念館1階の歴史展示室で10月5日より、大学文書館企画展「語りかけるアーカイヴズ―大学文書館10周年を記念して―」が行われている。

大学文書館が開館10年を記念して、約40点の大学関係の文書・資料などを5つのテーマの下で公開。「大学と文書管理」のテーマでは、1972年に職員の公文書私物化防止などのために検討された「ファイリングシステムの実施要領(案)」や1907年の「京都帝国大学文書記録編纂手続き」文書など、これまでの京都大学の文書管理のあり方を示す文書を展示している。

また「個人資料が映す世界」のテーマでは、湯川秀樹や田辺元の講義用ノートなど著名人の関連資料のほか、1929年入学の学生の「学生票」(現在の学生証)などを公開。その他アーカイヴズや法人文書の扱いなどについて、パネルで解説している。

京都大学大学文書館が開館したのは2000年11月。情報公開法(99年5月公布・01年4月施行)への対応と、大学の百年史編纂事業で90年から収集・編纂された資料の保存・管理のために設置された。各部局で保存期間が満了した行政文書の受け入れと、保存か廃棄かの評価・選別を毎年行うほか、学内外の個人から提供される資料を随時受け入れ整理している。

国立大学法人化後も公文書管理法(09年7月公布・11年4月施行)により、公文書について保存期間を設定して毎年管理状況をチェックし、公開請求には必ず応じることなどが義務づけられている。文書館を設置していない国立大学法人のなかには、法人化以降の運営費交付金減少も相まって、文書管理の体制整備や人材育成が不十分で、同法の施行に困惑しているところもある。京都大学大学文書館は比較的早くから設置され、管理ノウハウを蓄積しているため、同法施行を機に「一層の公文書管理の徹底につとめる」としている。

同企画展は12月5日まで。期間中11月1日が休館。入場無料。

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