研究室へ関心を 誘惑するフランス文学(2010.11.01)

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「ゾラ作品に登場するマージナルな予告者の特徴は…」10月29日、文学部新館八階の仏文共同研究室。フランス文学研究室の院生らが開く勉強会、「誘惑するフランス文学ーなぜ文学は面白いか」が開かれていた。この日、2人の発表者がゾラ作品と19世紀末演劇論について発表した。題は「最後のマージナルな予告者―ゾラにおける『金』」と、「19世紀末演劇論における役者―人形の身体、舞踊の身体」。文学部生、文学研究科修士、博士など十数人が机を囲む。レジュメで原文や草稿を確認しつつ発表と質疑応答を行う。勉強会は議論が盛り上がり、予定を1時間ほど上回って終了した。

自主勉強会「誘惑するフランス文学」は、フランス文学研究室の院生らが今年1月から始めた。院生と学部生の交流を目指し、アカデミックな内容を噛み砕いて発表する。勉強会は今回で6回目を迎えた。これまでフランス文学以外にも「任侠映画」や「留学生活」などを扱った事があり、発起人の院生は「専門を超えて集まってきてほしい」と話す。参加する学部生と院生の比率は半々ほどで、他学部、他大からの参加もある。ルネや日仏会館などにビラを貼って告知し、参加者が多くて部屋に入りきらないこともあったという。

また、例年仏文研に入る学部生は7人前後なのに対し、今年度は2人。この事態に危機感を抱いたことも、勉強会を始めた理由の一つだそう。「仏文研に興味を持って欲しい。内容が難しくても、研究手法だけでも知ってもらえれば」。

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