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種子島で社会実験 電気バイクの可能性を探る

2010.10.04

京都大学VBLの参画企業である、京大発のベンチャー企業グリーンロードモータースが離島での電気自動車、電気バイクの浸透の可能性を探る社会実験を種子島にて行った。グリーンロードモータースとは、現在はハイブリッドカーが普及しているが、さらに一歩進んで来る未来において広く使用の見込まれる電気自動車の浸透を目指した会社である。

今回行った社会実験は、高校生などの学生も日常的に登校手段として利用するバイクに代わって電気自動車、電気バイクが浸透することによる社会的効果を探るものであった。種子島などの離島においては本島などに比べると輸送費が余分にかかることからも、ガソリン代が割り増しとなる。また、実際に今回の種子島でのプロジェクトに関わったメンバーによるとガソリンなどの維持費に加え、排気ガスなどの影響から従来のバイクでは環境への負荷もかかるため、離島での電気バイクの普及は環境に優しい地域社会の実現にも効果的ではないかということであった。