ユニエクが団体交渉 「人事採用権は部局にある」(2010.09.16)

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京都大学時間雇用職員組合ユニオン・エクスタシー(以下、ユニエクと表記)は9月9日に塩田浩平人事担当理事ら大学当局側と、時間雇用職員の雇用年限を原則5年と定めている従業員規則のいわゆる5年条項についての団体交渉を実施した。ユニエクは2月10日に一度大学当局側と同趣旨での団交を開催。議論は平行線だったため再度の団交開催を要求していたが、大学側はこれに応じなかったので、3月1日に京都府労働委員会へ団交開催の不当労働行為救済申し立てをしていた。計4回に渡る調査を経て今年7月23日に和解が成立。今回の団交となった。

この日の団交でユニエク側はまず5年条項の凍結を求めたが、当局側はそのような考えは無いと回答。次に今年度から開始された時間雇用職員の再雇用制度が「当事者に負担を与え、現場に混乱をもたらしている」と主張。これに塩田理事は「そのようなことは本部としては関知していない」とした。また再雇用に関して本部から部局へ圧力や指導がかけられているのではないか、との質問には「再雇用についての判断は全て部局に任せており、本部としては一切関知していない。圧力や指示などもない」との回答がなされた。最後に非正規職員が従事している業務が大学当局の主張通り本当に「一時的」で「補助的」なものなのかを調査するよう求めたが、調査を実施する考えはないとの回答がなされた。

また雇い止めをされた組合員の復職を求める団体交渉も並行するかたちで行われた。まず7月6日に大学本部と約1年ぶりの団交が持たれ、この場で当局側から「人事採用権は本部ではなく部局にある」との回答を受けた。そこでユニエクは文学部に団交開催を申入れ、8月26日に団体交渉を行った。この場で学部当局側は雇い止めを受けたユニエク組合員に対し、在職当時雇用継続に関してパワハラがあった事実を大筋で認め、これついての調査委員会を設置する考えが示された。

ユニエクは09年2月以来、5年条項の撤廃と非正規職員の待遇改善を訴え京都大学の正門付近で座り込みを行っており、同年4月からは座り込み現場で「くびくびカフェ」を営業している。(魚)

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