土星の「環」 くっきり! 花山展望台で観望会(2010.06.01)

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京都大学花山天文台(京都市山科区)で5月29日、天体観望会「土星」が開催された。近隣の家族連れ等、約100名が参加し、日常では触れることのできない巨大な望遠鏡から土星をのぞいた。前回、3月にひらかれた観望会でも土星をテーマとしたが、天候が悪く満足に観測できなかったという経緯がある。今回は見事なほどの五月晴れで、望遠鏡をとおしてみる土星はわっかまでくっきりと見ることができた。

参加者にはまず京都学園大学の岩崎恭輔教授の講演で土星に関する基本情報が説明され、次いで花山天文台の誇る45センチ屈折望遠鏡で観望を楽しんだ。同望遠鏡は1927年に理学部宇宙物理学教室で購入したもので1929年に 花山天文台が創設されたときに設置された。設置当時は口径30㎝のレンズだったが、1969年に性能向上のため45㎝レンズに換装されたという。

続いて「太陽館」で宇宙の様子を時間の流れもあわせて克明に再現した4次元シアターを楽しんだ。3Dの映画を見るように専用の眼鏡をかけ、地球から月・月食、土星とその衛星、そして宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2003年に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」の今年6月13日の着陸までの動きを追うなどした。迫力のある映像に参加者からは度々歓声があがった。

主催のNPO花山星空ネットワークは柴田一成天文台長をはじめとする天文台スタッフが中心となり、2006年の結成以来各種観望会や講演会を企画している。今年は6回の天体観望会と講演会、天文台の一般公開等が予定されており、ひろく一般参加者を募集する。NPO会員も随時募集中とのこと。

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