“チーム・ヤマナカ”加速 iPS細胞研究センター、京大の附属研究所へ昇格(2010.04.01)

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京都大学は3月5日、物質―細胞統合システム拠点内のiPS細胞研究センターを4月1日付で「iPS細胞研究所」へ昇格させると発表した。初代所長には、現センター長の山中伸弥教授が就任する。山中教授は同日の会見で「1日も早い臨床応用を目指す」「世界におけるiPS細胞研究の最高の拠点にしたい」と話した。英称や略称のCiRA(サイラ)はそのまま用い、京都大学で14番目の附置研究所となる。

実験施設を備えた研究所の建物(地上5階・地下1階)も病院西構内に新設。これまで散らばっていた18の研究グループを集め「情報を共有し、大きな家族のように切磋琢磨する」(山中教授)。初年度は教職員・研究員・技術員など約120名、予算20億円の規模で進める。2012年度には200人規模に増やす見通し。

センターの上部組織である物質―細胞統合システム拠点は、文部科学省の「世界トップレベル研究拠点プログラム」に採択され2007年10月に設立された。10年間の期限付き(優れた拠点はさらに5年間延長)であるため、センターも有期の組織だったが、今回の昇格でより安定した研究が望めるようになった。研究予算の獲得においても、上部組織が一つなくなったことで折衝しやすくなり有利になった。

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