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３月１０日正午、学内の各所で一斉に入試合格者の受験番号が張り出された。あいにくの雨天にも関わらず、傘をさしながら多くの受験生とその保護者が発表を今か今かと待っていた。そして発表の瞬間、先頭の数人から歓喜の悲鳴が上がった。

今年の前期試験合格者数は合計２９４０名で、募集人員２８４６名を９４名上回った。

また、２週間後の２４日には学部卒業式が催された。この日も残念ながら雨天。しかしスーツや振り袖、コスプレ衣装に身を包んだ卒業生たちは続々と会場の「みやこめっせ」へとやってくる。式典では、松本紘総長が「大学での経験を活かして社会を引っ張っていく人材になってほしい」と演説した。式後、中には時計台で記念撮影したり、友人たちに胴上げされる卒業生もいた。

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